当科では
様々の段階の腎不全や蛋白尿の患者様の治療にも力を入れています。患者様の安全と安定の為に、とりわけ症状の乏しい高齢者あるいは糖尿病性腎不全の患者様の異常や少しの変化に気づき、細やかに治療の調節を行うこと(例えば透析患者様の除水設定・保存期腎不全患者様の薬剤の微調整など)、こまめに経過観察を行うことに努めています。
当院透析センターでは、ベッド20床で日曜日以外午前・午後の2クールの血液透析を実施しています。重症例が発生した場合は、必要に応じて長時間CHDF(持続的血液濾過透析)・血漿交換・エンドトキシン吸着等も実施しています。要請に応じて白血球除去療法などのアフェレーシスも実施しています。
シャントの治療については、他院と連携して速やかに良質な治療を受けていただける体制が確立しています。