はじめに
内科では明らかな外傷以外の人が外来に来られます。
本当にいろいろな病気の可能性があります。
問診と診察で大体病気の検討がつきます。
しかし、中にはいろいろ検査してもなかなか診断がつかないこともあります。
そのような場合には他の診療科や、内科でも専門分化した科に診てもらう場合や、さらに大学病院など高次医療機関に紹介する場合があります。
診療科・部門
内科では明らかな外傷以外の人が外来に来られます。
本当にいろいろな病気の可能性があります。
問診と診察で大体病気の検討がつきます。
しかし、中にはいろいろ検査してもなかなか診断がつかないこともあります。
そのような場合には他の診療科や、内科でも専門分化した科に診てもらう場合や、さらに大学病院など高次医療機関に紹介する場合があります。
軽症の病気であれば、外来で治療することになります。
生活習慣病であれば、糖尿病など教育目的も兼ねて入院治療をすることがあります。
高齢化社会が進んでいるので、入院して検査治療する人が増えています。
いろいろな原因で食事が摂れなくなる人も多くなっています。
栄養をどうするか、経管栄養にするか、胃瘻増設するかなど、本当に悩みながら家族と相談しながら治療を進めています。
内視鏡の診断部門では、画像強調内視鏡や拡大内視鏡の導入、それに基づいた精緻な診断手技と技術を導入し、食道、胃、十二指腸、大腸に於いて、拡大内視鏡診断学(日本食道学会分類、VS分類、MESDA-G診断、JNET分類等)を、導入し、早期食道癌、早期胃癌、早期十二指腸癌、早期大腸癌の同定、診断、内視鏡手術適応・深達度診断・進展範囲診断が可能です。
それらの診断学の導入により、診断学と表裏一体となる治療として、内視鏡による早期消化器癌の内視鏡手術、これは、外科手術より遥かに低侵襲で身体に優しい癌治療としての、ESD治療(内視鏡的粘膜下層剥離術)手術等ですが、それらを積極的に導入し、実施可能とし、食道癌、胃癌、大腸癌含めて、すでに多数実施しております。
ダブルバルーン小腸内視鏡による小腸の診断学と治療学は勿論、ダブルバルーン小腸内視鏡下ERCP(胆膵内視鏡治療) も導入し、術後再建腸管でも、ERCP(胆膵内視鏡治療)を可能にしました。
ER CP関連手技(胆膵内視鏡)による診断治療は、外科手術に優り、はるかに低侵襲で、胆道結石や、胆囊炎・胆管炎治療、膵癌・胆道癌での閉塞性黄疸での、胆管メタリックステント留置術、治療困難例で紹介される、巨大総胆管結石症例等も、経口胆嚢鏡POCSによる電気衝撃水圧法EHLを導入しています。
また、胆膵内視鏡の分野におきましては、近年、最も進歩が著しいのが、超音波内視鏡EUSの分野です。このEUSを用いた、インターベンショナルEUS(超音波内視鏡下診断学と、超音波内視鏡内視鏡下治療)は、今後、米国同様(現在、米国では癌死の一位は膵癌でいずれ日本も同様になりますが)、日本でも、最後まで再難治癌である膵癌、胆道癌の、早期発見や治療、緩和治療に、絶大な力を発揮するため、最難治癌である膵癌・胆道癌克服の為、今後も、充実させていきます。
その他、消化器内科の当然の役割として、栄養管理の治療で、胃瘻造設(経皮内視鏡的胃瘻造設術PEG)や、外科とのBTS(Bridge to the Surgery)としての、緊急大腸ステント留置術や、外科とのコラボレーション治療である、胃や十二指腸腫瘍の低侵襲治療・腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS手術)。日本で開発された優れた低侵襲手術として普及を図ります。
小腸カプセル内視鏡、大腸カプセル内視鏡につきましても、オンデマンドで実施可能です。
ヘリコバクター・ピロリ関連の治療も、学会認定治療として、1次、2次、3次除菌まで、対応しております。
消化器内科は、外科治療よりも、遥かに患者様に優しく、低侵襲で、今後、胃癌、大腸癌、食道癌ですでに、全国の実数で遥かに追い越していますが、今後の高齢化社会を迎え、その精緻な診断と治療のニーズは高まる一方です。即ち、最も発展が見込まれる分野の一つです。
その期待に応えられるよう、院内各科、院内各部門と連携し、また、地域連携で、病診連携や病病連携を推し進め、認知度や機運が高まるように、努力をしていきます。
日本消化器内視鏡学会指導施設(責任指導医 安田光徳)
役職 | 消化器内科部長・内視鏡センター長 |
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資格・専門医 | 日本消化器病学会消化器病専門医、指導医、評議員 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本肝臓学会 肝臓専門医 日本消化管学会 胃腸科認定医、専門医、指導医 日本カプセル内視鏡学会 カプセル内視鏡認定医、指導医 日本膵臓学会 膵炎治療 内視鏡診断治療 緩和医療認定指導医 日本ヘリコバクター学会 H,pylori(ピロリ菌)感染症認定医 米国消化器病学会(AGA)正会員、評議員 米国消化器内視鏡学会(ASGE)正会員 欧州消化器内視鏡学会(ESGE)正会員 米国臨床腫瘍学会(ASCO)正会員 腹腔鏡内視鏡合同技術研究会(LECS)研究会世話人 大腸ステント安全手技研究会世話人 |
所属学会 | 日本癌学会、日本癌治療学会 日本臨床腫瘍学会、日本胃癌学会、日本食道学会 日本超音波医学会、日本腹部救急医学会 日本胆道学会、日本消化器がん検診学会 日本IVR学会、日本門脈圧亢進症学会、日本大腸肛門病学会 日本小腸学会、日本酸化ストレス学会、日本微小循環学会 日本ハイパーサーミア学会 AGA 米国消化器病学会、ASGE米国消化器内視鏡学会 ABE 米国肥満内視鏡学会、ESGE 欧州消化器内視鏡学会 ASCO 米国臨床腫瘍学会 |
役職 | 医員 |
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資格・専門医 | 日本消化器病学会消化器病専門医 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医 日本内科学会認定内科医 |
所属学会 | 日本内科学会 日本消化器病学会 日本消化器内視鏡学会 |
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午前診 | 石川 貴史 | 石川 貴史 | 齋藤 萌加 | 中山 藍 | 梶原 正章 | 第1・3週髙松 輝行第2週 梶原 正章 第4週 担当医 |
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午前診 | Ⅰ診 | 今林 達哉 | 髙松 輝行 | 田代 雅裕 | 浅井 哲 | 岡本 陽子 | 第1・3週進藤 俊第2・4週小林 鉄郎 | Ⅱ診 | 結城 武彦 | (消化器)安田 光徳 | 濱中 宏光 | 齋藤 萌加 | 結城 武彦 | - | Ⅲ診 | (内分泌)川原 良介 | - | - | ※1(内分泌)稲津 哲也 | - | (内分泌)朴 孝憲 |
夕診 | 石川 貴史 | 17:15~今井 隆行 | 髙橋 慧 | 海老沼 翔太 | 髙松 輝行 | - | |
備考 | ※1 初診受付11:00まで |
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午前診 | 胃カメラ | 安田 光徳 齋藤 萌加 | 齋藤 萌加 佐藤 仁 | 担当医 | 永田 保 大野 将司 | 井上 博登 | 担当医 | 大腸ファイバー ※午後からの検査となります | 安田 光徳 | - | 安田 光徳 | 齋藤 萌加 | 井上 博登 | - |