看護補助者とは
看護が提供される場において、看護チームの一員として看護師の指示のもと、看護の専門的判断を要しない看護補助業務(傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話)及び(診療の補助)に該当しない業務を行う者とする。 引用(看護チームにおける看護師・准看護師及び看護補助者の業務のあり方に関するガイドライン及び活用ガイド:2021年)
業務実施の体制
看護チームとして安全で効果的な協働
- 看護師
- 看護職と看護補助者の役割の違いを理解し、適切な指示ができる
- 看護補助者
- 自らの役割や責任の範囲を明確に理解し、安全に業務が実施できる
業務の内容
看護補助者業務範囲(日本看護協会より引用)看護業務の中の「看護の専門的判断を要しない業務」を看護補助者業務と定める。
周辺業務
- 生活環境に関わる業務
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- 病床及び病床周辺の清掃・整頓
- 病室環境の調整、リネン類の管理
- シーツ交換やベッドメーキング
- 診療に関わる業務
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- 処置検査等の伝票類の準備、整備
- 診療に必要な書類の整備・補充
- 診察に必要な器械・器具類の準備、片付け
- 診療材料の補充・整備
- 入退院・転出入に関する業務 等
直接ケア
- 日常生活に関わる業務
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- 入院、検査、病棟移動のための搬送
- 見守り、食事介助、口腔ケア
- シャワー介助、入浴介助
- 洗髪、手浴、足浴、洗面、整容
- 温罨法、冷罨法、清拭、
- 寝衣交換、おむつ交換、体位交換
- 排泄介助、膀胱内カテーテルのバックに溜まった尿の破棄、配下膳