令和4年1月16日より院内で新型コロナウイルスの感染症が発生し、その感染力の強さでなかなか感染を抑えるのが難しく、患者様、職員合わせて多数の感染者が出てしまいました。3月4日に最後の感染者が出てから感染は発生せず、3月11日をもって病院内の感染が終息したものと判断しました。皆様には、大変なご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
 新入院を受けられずに近隣の病院に紹介させて頂いたり、発熱外来を止めさせて頂いたり、救急も軽症のみに制限させて頂いたり、一時はいろいろな機能を停止せざるを得ない状況になってしまいました。今後は、すべて元通りに戻して病院の運営を続けて参ります。
 現在、入院時はすべての患者様に新型コロナウイルスのPCR検査か抗原定量検査をさせて頂いております。終息後も、入院時には発熱もなく陰性だった患者様が翌日に陽性になるといった事例もあり、全く油断はできませんが、今後も感染対策には十分注意をして、安心して入院して頂ける病院を維持できるように努めて参ります。
ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。



令和4年3月14日
近江草津徳洲会病院
病院長 梶原 正章